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Word(ワード)で図や写真を挿入する

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Word(ワード)で図や写真を挿入する


このページでは、Word2016を使って図や写真を挿入する方法を説明しています。

【このページの目次】 ←メニューへ戻る
・図の挿入 ・文字列の折り返し 
(文字列の配置)⇒画像の移動
・図の大きさの変更 ・図を回転させる
・図の色を調整する ・図のトリミングと切り抜き ・図の重なり(前面と背面) ・クリップアートの使い方

図の挿入

デジカメで撮った写真やイラストなどの画像ファイルが、マイドキュメントのマイピクチャのフォルダに保存してある状態で説明していきます。
ファイルの場所が異なる場合は、自分の場所に合わせて操作してください。
1.ワードの文書の中で図を入れる場所をクリックし、カーソルを表示します。

図はカーソル表示位置に挿入されます。
図を入れる操作は
@ 挿入タブ
A 画像とクリックします

2.ファイルの場所を選択し、挿入する図を選択します。
ワードの初期設定では「マイピクチャ」が開かれるので、挿入したい画像ファイルの入っているフォルダを選んで(青く表示される)[開く]をクリックします。(フォルダをダブルクリックしてもよい)
※「マイピクチャ」以外にある場合は[ファイルの場所]で挿入する図が保存されている場所を設定します。
@画像ファイルが表示されるので挿入する図をクリックして選び、
A[挿入]をクリックします。(図をダブルクリックしてもよい。
3.カーソルの位置に画像が挿入されました。
ワードの初期設定では、[図を挿入/貼り付ける形式]が「行内」となっているので、文字と同じように扱われてカーソルの位置に挿入されます。

図は黒い四角の枠で囲まれた状態になっていて、このままでは図を移動することができませんのに不便です。(行内のため)
画像を自由に移動できるようにするには、次の「文字列の折り返し」で説明します。


文字列の折り返し

ワードで図を挿入して使う場合、テキスト(文字)の中で図をどのように配置するかは「文字列の折り返し」で設定して、変更することができます。

<ヒント>図を自由に移動するには

初期設定では[行内]となっているので、図は黒い四角の枠で囲まれた状態になっていて移動できませんが、[行内」以外の[前面]等を選択すると黒い四角の枠が白い丸になり、自由に移動することができるようになります。
1.文字列の折り返しを設定します。

@ 画面上をクリックすると
A文字列の折り返しが表示されます。それをクリックするとレイアウトオプションが表示されます。
レイアウトオプションの使い方は「文字列の折り返し」で説明します。
B本図は前面をクリックします。クリックされたれたところが網掛けになり選択されたことを示しています。
■[図の形式]を使う方法

@ 図をクリックして表示されるメニューから[図の形式]をクリックします。(図をダブルクリックしてもよい)
A [文字列の折り返し]をクリックすると「レイアウトオプション」が表示されるので種類を選びます。
2.[文字列の折り返し]の違い
文字が並んでいる中に画像を配置した場合次のようになります。

行内 
 
四角

外 周

背 面

前 面
・図はカーソルのある行に配置され、文字として扱われますます。
・図は自由に動かすことができません。文字と一緒に動きます
・テキストは図を取り囲む四角の周辺に配置されます。
・図は自由に移動できます。
・テキストは図の周辺に配置されます。
図と文字の間が星形になっているのがわかるでしょう
・図は自由に移動できます。
・図はテキストの後ろ(背面)に配置されます。 ・テキストと図が重なった状態です。
・図は自由に移動できます。
・図はテキストの前面に配置されます。
・テキストが隠された状態になります。
・図は自由に移動できます。

<ヒント>図を挿入するときにいつも「前面」になるように設定を変えるには、ファイルタブから
@ ワードのファイルタブ ⇒   オプション ⇒ A 詳細設定⇒ B 切り取り、コピー、貼り付け
C 設定 ⇒ 下向き▼(本図ではレイアウトオプションで表示されません) ⇒D 前面を選び ⇒
E 画面右下の「OK」をクリックします。
図の大きさの変更
1.[サイズ変更ハンドル]を使う方法
図のいずれかの角の白丸にマウスポインタをのせて、黒矢印を表示させて、斜め上下にドラッグします。
サイズ変更ハンドルとは・・・ 選択した図の四隅と各辺に表示される小さな円または正方形のハンドル。これをドラッグすると、図のサイズを変更できます。


<ヒント>
・図の中心位置を動かさないようにするには・・・Ctrl キーを押しながらマウスをドラッグします。
・図の縦横比を維持するには・・・Shift キーを押しながらいずれかの角のサイズ変更ハンドルをドラッグします。
・図の中心位置と縦横比を変えないようにするには・・・Ctrl キーと Shift キーを押しながらいずれかの角のサイズ変更ハンドルをドラッグします。
2.[図の形式」を使う方法
  マウスでドラッグして大きさを変えると一定になりにくいので、複数の写真を一定のサイズにしたい場合に効果があります。
@ 図を右クリックして表示されるメニューから[図の形式]をクリックします。(図をダブルクリックしてもよい)
A サイズの右下矢印をクリックし
     B [縦横比を固定する]にチェックを入れます。⇒ 逆に縦と横を自由に変えるときはチェックを外します。
C [高さ]または[幅]の数字を変更して
     D [OK]します. 

<ヒント>複数の写真を[Ctrlキー]を押しながら選択してから操作すると、一度に全部変更できます。
図を回転させる
1.回転ハンドルを使う方法
図の上にある緑の丸を回転したい方向へドラッグすると、自由な角度で回転できます。
2.リボンを使う方法
@ 図の形式
A オブジェクトの回転
B 右へ90度回転をえらびクリック、もう一度クリックすると更に90度回転します。
C 図は右へ90度回転します。

右へ90度回転の他左へ90度回転
上下反転、左右反転、その他の回転オプションもあり、回転角度を任意に決めることができます。
説明は省略しますが試してください。


図の色を調整する
   @ 図の形式
   A [色]
   B [セピア]をクリックします
   C セピア色に変化します。
             

セピアのほかウォッシュアウトいろいろのの色があるので試してみてください。
ウォッシュアウトは「透かし」などに使います。

ウォッシュアウト



・コントラストと明るさの調整

[コントラスト(強)・(弱)][明るさ(強)・(弱)]をクリックして調整します。






図をクリックし選択して、

@ 
[図の形式]を クリックします。
A 修正をクリック
B 図を挿入した時の明るさ、コン   トラストを表しています。
C 明るい画像を選ぶと選ばれた   明るさと、コントラストに画像が   変化します.
   明るさ+40%、コントラスト0%   を 選びました。

図のトリミングと切り抜き
1.写真の不要な部分を切り取る(トリミング)






@ 挿入した写真のテキストの折り返しが「前面」「四角」などの状態で,「図の形式」をクリック。
A トリミングボタンをクリック。
B 上下左右・四隅のハンドルにマウスを合わせてドラッグすると、どの方向からも切り取ることができます。 

2.図形の形に合わせて好みの形状に切り抜く(その1)
   






@ 画像をクリックし「図の形式」    A トリミングの下向き▼をクリック
B 図形に合わせてトリミング(s)
C 図形のハートをクリック 
D 図形がハート型にトリミングされました。

3.図形の形に合わせて好みの形状に切り抜く(その2)

次の画像のように左側のボタンを6角形で切り抜きたい場合


切り抜きのやり方







@
 通常どおりワードに画像を挿入します。
A 前項3のように、図形6角形に合わせてトリミング   を します。
  更に
B トリミング⇒[枠に合わぜる]をクリックします



 画像と図形が重なって表示され、画像は黒く網掛け され図形の枠内部分が透過され明るく表示されま  す。

C 画像の移動は画像の上にカーソルを持って行き

移動のアイコンが出たらドラッグします。

  図形の移動図形の枠線の上にカーソ  ルを持って行き移動のアイコンが出たらドラッグし  ます.

D 図形のハンドル8個と画像のハンドル8個が表示さ   れます。






E 図形のンハドル8個で図形の大きさを調整し、挿入したい所定の位置に固定します.。また8個の画像のハンドルで画像の大きさを調整し、図形の上に移動します。図形の上にくると図形と重なる部分が透過して鮮明になります。この画像の大きさ、移動を繰り返し.トリミングを完成します.。
F
 画像、図形と関係ない所をクリックする。

図の重なり(前面と背面)
二つ以上の図を挿入して重ねると、後で挿入した図がその前に挿入した図の前面に配置されます。
画像はレイヤーの上に載せられ、ワードの台紙の上に図1、図2、図3のレイヤが重なっていきます
したがって最後に挿入した画像が一番上に来て,下層の画像は上の画像の陰になります

これを表しているのが「図の形式」⇒「表示オブジェクトの選択」をクリックすると、左図のようになっています

■図の重なり(前面と背面)を変えるには
選択の図1、図2、図3の文字をドラッグすることによって重なりの順序を変えることができます
ワード上で選ばれた図(本図では図3)が選択の欄で青く網掛けされます。

■図の重なり(前面と背面)を簡単に変える方法(その2)


 前面へ移動したい画像(図1ダリヤ)をクリックして選び、
 「図の形式」⇒「前面へ移動」をクリックします。

クリック1回で図2の上に移動します。さらに図3(コスモス)の上に移動するには、もう1回クリックする必要があります。
この関係はテキストボックスにも当てはまりますので、テキストボックスと画像の数を顧慮してクリックしてください。
「最前面へ移動」をクリックすれば、レイヤーが1つづつ上にくるのではなく飛び越えて一番上に来ます。

図の重なり(前面と背面)
二つ以上の図を挿入して重ねると、後で挿入した図がその前に挿入した図の前面に配置されます。
画像はレイヤーの上に載せられ、ワードの台紙の上に図1、図2、図3のレイヤが重なっていきます
したがって最後に挿入した画像が一番上に来て,下層の画像は上の画像の陰になります

これを表しているのが「図の形式」⇒「表示オブジェクトの選択」をクリックすると、左図のようになっています

■図の重なり(前面と背面)を変えるには
選択の図1、図2、図3の文字をドラッグすることによって重なりの順序を変えることができます
ワード上で選ばれた図(本図では図3)が選択の欄で青く網掛けされます。

■図の重なり(前面と背面)を簡単に変える方法(その2)


 前面へ移動したい画像(図1ダリヤ)をクリックして選び、
 「図の形式」⇒「前面へ移動」をクリックします。

クリック1回で図2の上に移動します。さらに図3(コスモス)の上に移動するには、もう1回クリックする必要があります。
この関係はテキストボックスにも当てはまりますので、テキストボックスと画像の数を顧慮してクリックしてください。
「最前面へ移動」をクリックすれば、レイヤーが1つづつ上にくるのではなく飛び越えて一番上に来ます。

オンライン画像の使い方

オンライン画像とは・・・インターネット で提供しているイラスト、写真などの画像のこと。

ワードでチラシや年賀状などを作成するとき、適当なイラストや写真を挿入するのに便利な機能が「オンライン画像の挿入」です。
オンライン画像を挿入する方法  ⇒  オンライン画像は従来「クリップアート」と言われていた。
オンライン画像はカーソル表示位置に挿入されます。)
挿入タブ⇒オンライン画像をクリックします。
オンライン画像が飛行機、動物のように、ジャンル別に分けて表示されているので、探しているジャンルの図の上でクリックします。、
そのジャンルの画像がたくさん表示されるので好みの画像を選んで、右下の「OK」をクリックすればカーソルの位置に
選ばれた画像が挿入されます。



@ ジャンルの中にパソコンがない場合はオンライン検索のところに「パソコン イラスト」と入力して
「Enter」キーを押下します。
これによりインタネット上にあるパソコン関係の画像が表示されます。


挿入するには
A 画像をクリックして、「挿入」をクリックします。画像がカーソル位置に挿入されます。


<ヒント>検索しても何も出ない場合は
・インターネットに接続しているか確認する。

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